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第53回糖尿病教室|<板橋区成増>内科・糖尿病・甲状腺の事なら「かとう内科クリニック」までお問い合わせください。

かとう内科クリニック
第53回糖尿病教室
日時 2012年1月21日(土)14時〜15時30分
テーマ 糖尿病関連疾患1〜骨粗鬆症:1,300万人が患っている病気とは
腰痛は年のせいだけではなく、中には骨粗鬆症という病気になっている場合があります。
骨粗鬆症は糖尿病で発症しやすいので、その検査、予防、治療について説明します。
一 骨粗鬆症とは
骨粗鬆症とは骨密度が低下し、骨質がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。
原発性骨粗鬆症(閉経後骨粗鬆症、男性における骨粗鬆症)や続発性骨粗鬆症(ステロイドの内服、関節リウマチ、原発性副甲状腺機能亢進症、クッシング症候群、糖尿病等によるもの)があります。
症状 腰痛のほか、身長の短縮、背中が丸くなったりします。寝たきりの原因の12%は転倒・骨折によるものです。
二 骨密度と骨質
骨密度 X線や超音波を用いて骨量を測定した値です。
骨質 以下の4点から骨折しやすい状態かどうかが決まります。
1)微細構造、2)微小骨折、3)石灰化、4)骨代謝回転:骨吸収と骨形成
骨リモデリング 骨は約2ヶ月間で代謝を繰り返し、約3年で全身の骨が入れかわります。
三 糖尿病と骨粗鬆症
以下の原因により糖尿病に骨粗鬆症が多いと考えられています。
1 高血糖により骨芽細胞の機能が低下し、破骨細胞の機能が促進される。
2 微小血管障害により骨芽細胞や骨細胞の機能が低下する。
3 運動量の減少により骨量が減少する。
4 肝臓や腎機能が低下して、ビタミンDが活性化されず、腸管障害によりカルシウムの吸収が阻害される。
四 骨粗鬆症のガイドライン2011年の説明
骨密度が70%未満あるいは80%未満で既存骨折のある方は骨粗鬆症と診断されます。
但し、家族歴に大腿骨頸部骨折のある人、75歳未満でFRAX15%以上の方は治療が勧められます。
五 骨粗鬆症の検査
骨代謝マーカーとして、骨吸収は尿NYx、骨形成はBAP(骨型ALP)がよく用いられます。
六 骨粗鬆症の予防(食事・運動)
運動としては毎日30分の散歩と日光を浴びること。食事としてカルシウム800mg以上、ビタミンD、ビタミンKなどを含んだ物をおすすめします。
七 骨粗鬆症に対する治療
1 ビスホスホネート 5 ビタミンK
2 ラロキシフェン 6 カルシトニン
3 カルシウム製剤 7 副甲状腺ホルモン
4 ビタミンD製剤