院長からの処方箋Letter

骨粗しょう症予防検診について

2021.01.25

板橋区在住の女性で40-70歳の方が5年ごとに対象となる検診です。

2月28日まで実施しておりますので、まだ受診されていない方はお急ぎ受診してください。

昨今のコロナ禍で、外出を控える方がとても多くなりました。

感染予防のために不要な外出は控えることも大切ですが、一方で損なわれる健康もあります。

骨密度はカルシウムやビタミンDを摂取するだけでは高くなりません。

ビタミンDは実はホルモンですので、皮膚を日光に当てて活性化ビタミンDとなって初めて働くのです。

少なくとも一日5分以上は日光を皮膚に浴びる必要があります。

また、骨強度を上げるには、骨に力を加える必要があります。

散歩などが理想的ですが、外出しなくても家の中で縄跳びのようなジャンプ運動でも大丈夫です。

骨折してしまうと寝たきり生活の原因にもなりますし、車いすでの生活も不便なことが多くなります。

こうした骨粗鬆症を検診で確認することができますので、一度受診をお勧めします。

検診対象でない方でも、腰痛症や膝の痛みが持続するなどの症状のある方は骨密度の検査をお勧めします。

コロナ予防ももちろん大切ですが、健康を維持することも忘れずに行いましょう。