院長からの処方箋Letter

インフルエンザワクチンについて

2022.11.27

現在インフルエンザワクチンの接種を行っております。

昨年南半球にてインフルエンザの感染が出現したため、今年は北半球の日本でも感染が予想されています。

実際に東京都でも感染が確認されており、今後の流行が懸念されています。

 

コロナワクチン接種との順番を相談される方が多いです。

政府はインフルエンザワクチンとコロナワクチンの同時接種が可能との見解を示しています。

しかし、実臨床では同時接種後に副反応が起きた場合に、どちらが原因かがとても重要なのです。

やはり、どちらかのワクチンを接種後に副反応がないことを確認してから、別のワクチンを後日接種するのが賢明と言えます。

この点コロナワクチンの方が副反応の確率が高いので、インフルエンザワクチンを先に打つことをお勧めします。

インフルエンザワクチンは不活化ワクチンのため、3日間発熱や発赤主張がなければ次のワクチンを打つことが可能となります。

 

今年はこの順番を気にされてインフルエンザワクチンを接種されない方が多くなっております。

一方で、ワクチンの生産量は昨年より多くなっているため、今からでも接種可能な在庫があります。

今後のインフルエンザの流行に備えるためにも、年内での接種をお勧めします。

電話でも予約できますので、ご検討してみて下さい。