院長からの処方箋Letter

寒さ対策について

2020.01.29

今年は暖冬のようですが、やはり冷え込みの強い日があります。
まず高血圧症の方は体を冷やすと血圧が上がるので注意が必要です。
心筋梗塞の発症率は冬の朝が最も高くなります。
家の中で体を温めたうえで、しっかり防寒して外出することが大切です。
生活習慣病の方の運動療法も全く同じことが言えます。
冷えた体のまま運動しても代謝が上がらないため、運動の効果はあまりありません。
むしろ筋肉や関節を痛めてしまい逆効果になることもあります。
寒い日はお風呂にゆっくり入って額に汗がにじむ程度まで我慢すると血行も良くなります。
寒い冬の過ごし方をもう一度見直してはいかがでしょか。